環境へのとりくみ
ジャスコートの特性


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■土質、汚泥の選定

本剤は、有機物質が存在しても殆ど影響は受けません 。エトリンガイト及びCSHの固定反応(結晶化反応)が促進されるよう阻害防止策を組み込んでいますから、無機・有機においても充分に団粒化が促進し強度を増します。


■ph調整機能

本剤は固化反応助剤として使用する観点から、同時にph調整剤としても機能します。
したがって、処理後の土質のph値を中性域に維持できます。環境保全上、優れた改良剤といえます。


■消臭効果と有害物質の封鎖効果

従来の固定剤は、化学反応により水分を取り込むか、水分を蒸発させる反応であるため、汚泥の臭気に対して無力であり、逆に悪臭を発生させてしまいます 。本剤は、それらの水分を成分中のポーラス面に吸収させ、その表面をエントリンガイドオオやCSH等の固定反応生成物でコーティングするため固化反応の進展と共に臭気は軽減され、固化反応終了時には全く無臭となります。同様に重金属イオン等の有害物質系も成分内部に封じ込められるため、再溶出を防止できます。


■コストの軽減

搬送量を比較すれば対象が有・無機質であっても本剤は、従来の固化剤の2倍の土質量を処理できます。有機土質の場合では、さらに数倍の対象土質量を処理する事が可能なので、大幅なコストダウンになります。また、浚渫汚泥等は迅速な搬出が求められますが、エトリンガイト反応速度は特に初期強度に関係しますので、迅速に処理できます。更に比重の軽さは搬出重量に影響しますので、搬出のコストに反映してきます。


■添加量

地盤の改良工事の場合、平均で土の重量に対して改良材の添加量は3〜5%くらいを目安としますが、含水率が150%以上の高有機質の場合は、10%前後になります。
※汚泥(ヘドロ)の運搬が出来る状態含水比85%以下にする。


■体積の増減

ビーカー試験において、20%の投入量に対しては体積は殆ど増えません。
成分中のポラス面に吸着するためと考えます。


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